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田舎暮らしのメリット・デメリット

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こんばんは。さとーん(@satooon_blogger)です。

今日の記事は、僕自身が日々の生活で感じる「田舎暮らしのメリット・デメリット」です。

実際に田舎に住んでいる人間のリアルな声ですので、ぜひ読んで下さい。

ここで言う「田舎」とは、僕が住んでいる街のことを指します。

・九州の海沿いの街

・人口60,000人

・大きいスーパーはイオンかトライアル

・スタバは無いけどタリーズはある

という感じの、地方によくある田舎の街です。

田舎暮らしのメリット3つ

まずはメリットからいきます。

独身と家族持ちだとメリットもだいぶ変わってきますが、今回は共通して感じるメリットを紹介します。

中古の一軒家が安い

巷で言われているように、家賃は間違いなく安いです。

古いワンルームアパートなら駐車場代込30,000円〜40,000円で借りることができますし、ファミリータイプでも10万円未満で十分良いところに住めます。

そして、家を買うなら田舎は文句なしにおすすめです。

築年数20年、延床面積150㎡、リフォーム不要の一軒家が1,200万で買えたりします。

家屋は解体前提で、敷地面積150㎡の土地が400万という物件もありました。

どちらも最寄り駅まで歩いて10分〜15分以内という好立地です。

もう数年前の話なので、すでに売れているとは思いますが…。

田舎の人間は持ち家思考がとても強いため、新築を建てる人が多いのが特徴です。

その影響もあってか、中古の一軒家は結構な掘り出し物が数多くあります。

移住を考えている人は、思い切って家を買うのも良いかもしれません。

一軒家が人気なのに対し、マンションはさっぱり人気がありません。

価値観にもよりますが、庭付き一戸建てが買えるのにわざわざ管理費や駐車場代のかかるマンションを買うという選択肢は、田舎の人間にはあまりないですね。

交通渋滞が無い

そもそも人口が少ないので、交通渋滞はありません。

ただ迂回路も少ないため、交通事故があったときの渋滞は尋常じゃないです。

15分で到着する職場に1時間かかったというのもよくある話です。

交通のストレスが無い社会に生きているので、たまに人口数十万人の隣県に行くと運転に神経を使いすぎてヘロヘロになります。

のんびりと運転を楽しみたい方は田舎暮らしを強くおすすめします。

地域とのつながりはそれほど密ではない

雑誌の記事やコラムなどで見かけますが、隣人や地域との付き合いに悩んで都会に戻る方もいるそうです。

恐らくそういった方々は、人口数千人もしくはそれ以下の規模の農村に移住されたのかもしれません。

僕の住んでいる街の規模だと田舎の農村ほどの人間関係の濃さはありません。

かといって都会のような人間関係の希薄さも感じず、とても良い距離感です。

ただ「隣の誰々はどこに勤めていて、家族が何人で、休日は何をしていることが多い」といった個人情報はなぜかダダ漏れになるということは覚悟しておいたほうが良いです。

田舎の情報伝達の速さは恐怖を覚えるほどです。

また、田舎に移住したい理由の一つとして、

「のんびり土いじりをして過ごしたい」

と考えている方も多いでしょう。

そんな希望も、山奥の農村に行かなくても叶います。

僕の周りでも使っていない畑を所有している人はたくさんいます。

移住して仲良くなった地元の人に

「畑で野菜を作りたいんですけど、どうすればいいんですか?」

と聞いてみて下さい。

すぐに小さな畑を用意してくれますよ。

話がそれましたが「ぐいぐい踏み込んではきませんが親身になってくれる」

田舎の人間関係はそんな感じで成り立っています。

田舎暮らしのデメリット3つ

次はデメリットです。

想像どおりのことから意外なことまで多種多様です。

車がないと生活が厳しい(できなくはないが)

一人一台が当たり前の、田舎暮らしの生命線です。

日用品の買い出しくらいなら自転車や徒歩でなんとかなりますが、重要なのは

「通勤」

です。

田舎は都会に比べて人口こそ少ないですが、面積は普通に広いです。

僕の住んでいる街では、バスで移動するという方はあまりいません。

あまりにも本数が少ないので、使い勝手が悪すぎるのです。

電車も同様です。

一時間に2本くらいしか来ないので、出勤時はともかく退勤時は「駅で1時間待ち」というのも普通にあります。

バスや電車のような公共交通機関は、とにかく時間を無駄にしてしまうのです。

なので、ランニングコストがかかっても車を持ったほうが、効率的に生活できるというわけです。

食費は都会とそんなに変わらない

意外かもしれませんが、これも本当です。

京都に住んでいたとき、お昼時に会社の周りに来るお弁当屋さんの数に驚きました。

そのどれもが250円〜300円で、量も味も大満足のお弁当だったのを覚えています。

田舎のお店は絶対数が少ないため、選択の余地がほぼありません。

多少高くてもサービスが悪くても、そこに行くしかないこともあります。

新鮮な野菜は安く手に入りますが、野菜以外の食材はあまり都会と変わりません。

コミュニティが出来上がっている

僕はUターンして地元の工場で働いていますが、その工場では地元の高校を卒業してずっと働いている人たちがたくさんいます。

驚いたのは「小学校から一緒」という人たちの多さです。

同じ地区に生まれ、同じ小中高ときて同じ会社に入る。

地元から離れなければ当然のことですが、外から来た人はそのコミュニティに入りづらく感じます。

仲良くできないわけではありません。

間に薄い、無くなることのない膜が張っているようなイメージです。

田舎に残っている多くの人が同じ価値観で仕事や生活をしているため、よその価値観を受け入れる土壌ができていないのです。

でも「一人でのんびり田舎の生活を楽しみたい」という人には、そこまでデメリットではないですね。

まとめ

ひとくちに田舎と言っても色々あります。

大事なのは移住するからといって今の生活から極端に変えないことです。

田舎だからって自給自足が楽勝なわけではないし、マンガのような穏やかな生活ばかりではありません。

「都会の利便性を求めつつ、今より少しだけ田舎に住む」

これが移住に失敗しないコツです。

どれだけ田舎に行ってもインターネットはつながっているので、そこは安心して良いポイントです。

では、快適な田舎生活を!