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パワハラとは

こんばんは。さとです。

今の職場に転職する前、保険代理店勤務だった頃はパワハラ・モラハラの嵐でした。

ブラック企業の上司はこんな感じブラック企業と言われる会社は、基本的に上層部がブラック気質です。 僕の前職もご多分に漏れずそんな上司がたくさん。 日頃の振る舞いもありがたいお説教も斜め上を行くブラック上司の思い出を記事にしました。 当てはまる上司を持つ方はいないでしょうが、もしいたら避難して下さい。 当てはまる上司の方、せめて部下には太っ腹でお願いします。...

というわけで、今日は「パワハラとは」について考えてみます。

パワハラ?指導?

僕の働いている工場は、とても平和です。

癖のある人や話の全く通じない人は一定数存在するものの、ハラスメントの類は今のところありません。

何百人もいる工場なので、知らないところではパワハラやモラハラ、セクハラがあるのかもしれませんが、8年働いてきて一度も見たことがありません。

そういった意味では、僕の働いている工場は「ハラスメントのない平和な職場」なのでしょう。

ただ大きな問題があります。

それは、

「部下や後輩に対する指導が緩すぎる」

ということです。

「パワハラ」という逃げ道

例えば工場では、

  • してはいけないことをしている
  • しないといけないことをしていない
  • 注意されたことを何度も繰り返す
  • 他人に対する態度が問題視されている
  • 注意をせず、見て見ぬふりをする

というようなケースが定期的に発生します。

一回目ならともかく、二回も三回も繰り返す人には少し厳しく接しなければいけません。

上記のケースを放置しておくと、労災や新たなハラスメントが発生する恐れがあるからです。

ですが、

「今の時代はすぐパワハラって言われるから」

「言っても無駄だから」

と言ってあまり厳しい指導をしません。

結果、同じミスを繰り返す社員の出来上がりです。

他人に注意することはとてもエネルギーがいります。

ストレスもかかります。

パワハラというワードを、他人を注意したくない理由にしている人のなんと多いことか。

緩い職場の未来は…

前述しましたが、僕が働き始めてから8年が経ちます。

叱責された回数は、なんとゼロ。

これは異常な数字です。

どんな職場でも、入社一年目は新人として業務に携わります。

仕事をしていれば失敗もしますし叱られもしますが、そうやって新人は経験を積んでいきます。

「叱られたことの無い人は、仕事をしていない人」と言います。

「叱られた経験」が無いと、失敗をしても危機感を感じなくなります。

その場しのぎでやりすごし、事が大きくなると責任を回避しようとする人間になります。

会社のためにも個人のためにもそれはいただけません。

失敗を活かすことのできない会社の未来は明るくないでしょう。

まとめ|人格否定は論外!だけど叱ることは超大切

「叱る」と「パワハラ」は、似ているようで全く違います。

はじめは叱るということを意識しているつもりでも、段々とヒートアップして人格の否定をしてしまうということもよく聞きます。

「叱る」から「パワハラ」に移行していく原因は「叱る側の技術・知識が不足している」からです。

  • なぜそれがいけないのか
  • 失敗しないようにするにはどうすれば良いのか
  • 次失敗したらどう対処すれば良いのか

などをきっちりと説明できないのであれば、中途半端な指導はすべきではありません。

叱るのには十分な技術と知識が必要です。

その習得が大変で面倒くさいから、叱らない人が増えてきたんでしょうか。

僕も身につまされる思いです。

まずは、我が家の子どもたちをきちんと叱れるようになろうと決心しました。

では。

「気づかないふり」をする生き方こんばんは。さとーん(@satooon_blogger)です。 「気づいた人がしよう」という言葉、一度は聞いたことがあるでしょうか...