こんばんは。さと[@satooon_blogger]です。
ブラック企業で働いている人はたくさんいます。
辞めたいと思っている人に「辞めれば良いのに」ということは簡単ですが、ブラック企業を辞めるのは言うほど簡単ではありません。
「辞められないのは自分の責任」という人たちが一定数いますが、そういうことじゃないんです。
これはブラック企業に関わった人でないと分からない心境です。
なので今回は視点を変えて、
ブラック企業で働くことのメリットを挙げてみました。
過剰な労働時間を経験することで身に付くスキル
自己管理能力の向上
ブラック企業では過剰な労働時間がまかり通っています。
その地獄のような量と質の勤務時間を経験する代わりに、自分自身で時間やスケジュールを管理する能力が身に付きます。
自分でスケジュールを組み、効率的に仕事を進めることが必要になるからです。
でないと罵詈雑言と灰皿が飛んできます。
自己管理能力が向上すれば、自分自身をコントロールする力がつきます。
タイムマネジメントのスキルの向上
ブラック企業で働くことは過剰な労働時間に人生の大半を費やすということです。
その代わりにタイムマネジメントのスキルが向上します。
効率的に仕事を進めるための時間管理が必要となるからです。
これらのスキルは、将来的なキャリアアップに役立つことがあります。
ブラック企業を経験すると他の企業が天国に見える現象です。
高いストレス環境で学ぶストレス管理
ストレス耐性の向上
ブラック企業では常時高負荷のストレスがかかります。
そのためストレス耐性が向上します。
過酷な状況下で働くことで、自分自身を守るためにストレス耐性を高めることになり、いやでもストレス耐性がつきます。
これはブラック企業でなくても必要となるスキルです。
ここで身につけたストレス耐性は、将来的に様々nプレッシャーに耐える力として役に立つことがあります。
ストレス管理能力の向上
ブラック企業で働くことは、常に高いストレスを感じることと同義です。
なので先程も言ったようにストレス耐性のスキルが身に付きます。
ですが、ストレスは溜めるばかりでは解消されません。
ストレスを解消する方法を見つけることや、ストレスを適切にコントロールすることが必要となります。
ストレスをコントロールし、適度に発散させることができるとしたら、それは今後の人生で大きな力になります。
低賃金による生活費節約術の習得
予算管理能力の向上
ブラック企業の中でも最低なのが、
「低賃金の会社」
です。
給料は良いけど人扱いされない会社はまだマシです。
給料が低いのであれば、出費を節約しなければなりません。
少ない給料をやりくりするうちに、お金の管理能力が向上するかもしれません。
自分が必要とするものと必要のないものを見極める力がつき、経済的にも賢い生活を送れるようになるでしょう。
創造性の向上
低賃金で働くことによって、限られた資源を有効活用する創造性が身に付きます。
予算を最大限に活用し、自分自身の生活を充実させる方法を見つけ出すことが必要になります。
この創造性は、どの仕事に就いても重宝されます。
厳しい環境で培われるコミュニケーション能力
折衝能力の向上
ブラック企業は、人間関係も荒んだモノにします。
しかしその荒んだ人間関係の中で、折衝能力が身に付くことがあります。
自分自身を守りながら、上司や同僚と良好な関係を築くことで、快適な社会人生活を送ることができます。。
この折衝能力も今後どの職につくにしても活かされるでしょう。
リーダーシップの向上
ブラック企業で働き続けるには、上司や同僚との折衝能力が必要となりますが、同時にリーダーシップのスキルも必要になります。
同僚の励ましやサポートをしながら、後輩を育て、上司の代わりに仕事をし、部署を引っ張っていく存在にならなければなりません。
これらのスキルは、将来的なマネージャーとしての役割で役立つことがあります。
限界を超えることで得られる自己成長
自己克服の能力の向上
ブラック企業で働くうちに、過酷な状況に直面することが想定されます。
しかし、それを乗り越えた時に、自己克服の能力が向上することがあります。
自分自身を超え、限界を超えることで、自分自身に自信を持つことができるようになるかもしれません。
プレッシャーに打ち勝つ力の向上
ブラック企業では、常にプレッシャーの中で働くことが求められます。
しかし日々様々な重圧と対峙していると、プレッシャーに打ち勝つ力が身に付くことがあります。
自分自身に対する自信が増し、将来的には、どんなシーンでもプレッシャーを乗り越えることができるようになるかもしれません。
まとめ|辞められるならそれが一番良い!
以上、ブラック企業で働くことのをメリットに変えて考えてみました。
ブラック企業で働くことは、あまりにも不利益を被る労働条件や常識では考えられない長時間労働などの問題があり、健康や人間関係に悪影響を与えることがあるかもしれません。
しかし、上記のようなメリットを得ることもできるということを考えると、ブラック企業で働くことは、全く無駄なことではないということが言えます。
そんなわけありません。
ブラック企業は社員を育てることは考えていません。
社員がダメになったら補充すればいいや、程度の考えしかありません。
技術面や精神面でスキルアップしたからといって、それが会社のおかげということはないのです。
生き残るためにそうせざるを得なかっただけです。
もしこのブログを読んで
「だよね、ブラック企業でも考え方一つで変わるよね!」
と一瞬でも思った方。
転職しましょう。
仕事なんてたっくさんあります。
僕もブラック企業から転職しましたが、世の中には知られていないホワイト企業があります。
詳しくは別の記事で書いていますが、会社は履いて捨てるほどあります。
「自分には行くところがない」
なんて思わないで、だらだらと仕事探しをして下さい。
ありますから、マジで。
