こんばんは。さとーん(@satooon_blogger)です。
4月からの新生活に向けて慌ただしくなる季節ですね。
今日は「社会人って思ってるより大したことない」というお話です。
「社会人は大変」だと思っている人へ
社会人といっても学生と大して変わらない
僕は大学3年の終わり頃から就職活動を始めました。
住んでいた街の企業や地元の企業、九州内外の企業など、あちこちの会社の説明会を聞きに行きました。
その度に、
「社会人って考え方が大人だなあ」
と感じていました。
が、
社会人生活20年目の今日、改めて回顧してみると、
大学生も社会人も中身は大して変わらない
という結論に至りました。
仕事をしている以外は、仕事の愚痴を吐き出すために飲みに行ったり、パチンコやゴルフ、釣りなどの趣味に興じるといった人が多く、進んで勉強や読書をするという人はあまりいません。
むしろ学生の方が勉強していて、入ったばかりの新卒社員の積極性には驚かされるばかりです。
大学生と社会人の違いとは
大学生と社会人の大きな違いは、
「自立してるかしてないか」
だけです。
自分の稼いだお金で生活しているか、親にお金をだしてもらっているのか、それだけです。
頭の中はそんなに変わりません。
むしろ、就職活動で自己分析や企業分析等々を昼夜行っている大学生の方がしっかりしているのでは、と感じるほどです。
自立と言っても、毎日出社し、一日仕事して帰る。
これを繰り返していれば給料がもらえます。
もらえる金額の違いはありますが、できる社員もできない社員も等しくこの仕組みの中で働いています。
考えようによってはとても楽です。
企業に属するサラリーマンは最強です。
話はそれますが、やりたいことがあるのであればサラリーマンと並行してやるのが良いです。
生活を維持しつつ、好きなことを目一杯やる。
サラリーマンにはそれができます。
社会人と学生生活、どっちが楽しい?
これは難しい質問です。
今思えば、勉強だけしていれば良い学生生活は楽だったなあと思いますが、学生のときは父親に
「大人はいいよね。仕事だけしてればいいんだから」
と暴言を吐いたこともあります。
こんな事言われたら僕ならビンタです。
父、あのときはごめんよ。
社会人のメリット
一番は「お金を自由に使える(独身に限る)」ですかね。
独身のときは、基本的にお金に困りません。
車などの高額な趣味でなければ、何をしてもお金が減らない実感がありました。
あとは「何をするにも誰の許可もいらない」ということです。
全て自己責任。
最高です。
この二つだけで、社会人を満喫できます。
学生のメリット
これは「生活の心配をしなくて良い」でしょうか。
生活の心配は基本的に親がします。
もちろんそうではない家庭もあるので一概には言えませんが…。
それ以外のメリットはあまり思い浮かびません。
時間に縛られていた感があるし、親の許可を得ないとできないことも多かった。
そう考えると、社会人である現在のほうが充実しています。
仕事って大変?
これは業種や職種によって大きく異なるので断言は避けます。が、
僕に限って言うと、
「全然大変じゃない」
です。
入社したての頃は会社内のすべてのことに対してアンテナをはり、神経を使い、気を利かせ、もちろん完璧にできるわけないから先輩社員に怒鳴られる、という感じでした。
「マウント取りたい先輩」はどこの会社にも必ず生息しているもので、避けるのは無理です。
1年目は心を無にして仕事をこなし、会社の仕組みが分かってきた2年目あたりから、少しずつ反論していくスタイルでいきましょう。
そんなこんなで数年が過ぎると、仕事の仕方や友達ではない周囲との付き合い方、距離のとり方が分かってきます。
そして10年も経ってくると、今度は逆にぬるま湯すぎて心配になってきます。
これは一つの会社での話ではなくて、社会人通算の年数です。
転職を何回繰り返しても、自分のスタンスを決めていればしんどい思いはあまりしません。
そうなってくると
「社会人サイコー!」
という意識が芽生えてきます。
おめでとうございます。
結論|思ってるより社会は大変じゃない
学生のみなさんが考えているよりもずっと社会は簡単です。
仕事を始めれば分かりますが、先輩社員や上司でも
「え?それでいいの?」
「いやいやそれは違うでしょ…」
「完全アウトじゃん」
というような仕事っぷりの人が多々います。
そういう人たちを目の当たりにしたときに失望するのではなくて、
「何だ、社会人って案外大したことない」
と思うことができれば大丈夫です。
小馬鹿にする気持ちはしっかりと隠しておいて、粛々と仕事をしましょう。
あなたが考えているよりも、人生はずっと簡単です。
では。