こんばんは。さとーん(@satooon_blogger)です。
「学生のときよりも社会人になってからのほうが勉強してる」という方、多いですよね。
僕もです。
今日は『第一種衛生管理者』の資格を取るための勉強法をお教えします。
第一種衛生管理者とは?
仕事内容
第一種衛生管理者は、職場の労働環境をチェック・管理・是正を行うのが仕事です。
常時50人以上の労働者がいる職場では必ず選任しなければいけません。
詳しくはこちら。
難しい?
合格率は毎年45%前後です。
国家資格のなかではかなり易しい部類ですね。
でも勉強していて思ったことは
「短期集中だと少し厳しい」
ということです。
資格取得後のメリットは?
前述したように、常時50人以上の労働者がいる職場では必須の資格です。
なので、手当がつく職場は多いです。
例えば僕の職場だと、衛生管理者に選任されると職務手当がつきます。
5,000円/月なので結構ありがたいです。
また、労働環境のチェックを毎週するので、労働安全に気を配っている職種(工場など)だと重宝されます。
転職の際にもあるのとないのとでは随分違いがありますね。
僕が行った勉強法
僕は2年前に資格を取りました。
勉強期間は半年、時間にして約200時間くらいです。
勉強方法はいたってシンプルです。
それは、「過去問を解きまくる」ことです。
参考テキストはこれだけ!
過去10回分の過去問題集(年に2回試験があるので、5年分の過去問)です。

このテキストじゃないとダメだというわけではなく、とにかく過去問を解くことが重要です。
第一種衛生管理者の試験はマークシートです。
なので、「書いて覚える」よりも「読んで覚える」ことが大事です。
ひたすら過去問を読んで読んで読みまくって下さい。
出題傾向を絞る
試験の範囲はかなり広いので、範囲の取捨選択は必須です。
僕は以下のように選別しました。

マーカーを引いているのは、過去10回で出題率が60%を超えている項目です。
まずはここを徹底的にやりこみました。
10回中8回以上出題されている項目は当然覚えます。
7回、6回出題されている項目は80%くらいの出来で良いです。
「何を選んで何を捨てるか」は資格試験の勉強ではかなり重要です。
よく間違える箇所はすぐ引けるようにする
付箋を有効活用しましょう。
なかなか覚えられない項目には付箋をどんどん張ります。

完璧に覚えた箇所の付箋は剥がします。
覚えづらい箇所はとにかく目視で分かるようにして下さい。
探してる時間がもったいないです。
余裕があれば過去10年分は解く
しっかり覚えられるなら過去5年分でも十分ですが、欲を言えば10年分は解きたいところです。
知識というよりも「自信」をつけるためという意味合いです。
過去10年分のテストをやってみて、平均90点以上取れるならまず間違いなく合格します。
結論|過去問だけで合格できる!
月並みですが、「ひたすら過去問を解く」につきます。
毎日一時間、過去問を解いていけば間違いなく合格します。
僕は試験を受けたときに自己採点をしたのですが、間違っていた問題は全て過去問題集に載っていました。
資格取得を目指すだけなら、過去問を一冊買うだけで十分合格します。
ですが、第一種衛生管理者は資格を取ったら終了ではありません。
週一回の現場巡視や騒音・照度のチェック・安全衛生関連の実務が山のようにあります。
また、覚えた知識を実務に活かせるように日々ブラッシュアップしなければいけません。
資格の勉強をする際は、その先に何が待っているのかを考えることも必要です。
せっかく取得した資格が埃かぶってはもったいないですから。
特別な裏技など全く無い、当たり前のことをつらつらと書いただけの記事になりましたが、資格取得の参考になれば幸いです。
では。